ダイエット挫折

9月に母が高血圧管理で入院することに
なってしまい、食事などの家事一切を
私が担うことになりました。


部活の練習を終えて、帰宅後、買い物、食事の支度をするのは、
非常にきついものがありました。

でも、当時の私は、拒食症特有の、痩せていても過活動状態にややなりかけて
いたので、忙しいのが返って快感な程でした。

食事を担当するようになり、自然と家庭科の教科書に載っている
「食品交換表」を見ながら、カロリー計算して、
家族の食事を作るようになりました。

自分の食事は、極力カロリーを抑えて作るようにしました。

ある休日のこと。
その日は陸上の大会の日でしたが、朝から雨が降っていました。

学校、部活、家事と3週間切り盛りしてきた
私は、この日、さすがに疲れを感じていました。

「今日は3000メートルも走る元気なんてないな、
雨も降っているし。
家の掃除もしなければならないし。」

こう考えて、ついに大会を休み、その日は家事と
宿題に専念することにしました。

その日は家に私一人でした。

一通り家の掃除を終えて、昼食にしようとテーブルに
ついた時、ドーナツ1個を口にした途端、もう我慢
ができなくなりました。

それで、続けざまに箱の中にあったドーナツを6つ
程食べてしまいました。

「もう、こんな過酷なダイエットをしてまで、
長距離走りたくない。」

ダイエットのために長距離を始めたはずなのに、
いつの間にか、長距離のためにダイエットしている
と順番を入れ替えて思い込んでいました。