育て方の問題ではない

子供が摂食障害になったご両親は、
「自分たちの育て方が悪かったので
しょうか?」と親としての罪意識を感じる方が

多いですが、全くそのようなことはありません。

子供が摂食障害になるのは家庭環境に
問題があるからだ、とまことしやかに
語られているのを耳にします。

摂食障害の専門家が書いている本にさえ、
家庭環境に問題がある場合の方が
子供が摂食障害に罹患しやすい、とか
書かれていることもあり、困ったことです。

・両親の不和
・子供に対する両親の愛情が足りない
・両親の教育方針が偏っている
・子供が両親を信頼していない

摂食障害になる家庭的な環境の問題点
として上げられている代表的なものです。

特に子供の摂食障害がひどくて入院に
至った場合、以上のようなことで、
親としての責任、罪の意識を口にされる
方が多いものです。

しかし、親の責任を数え上げたら
きりがありません。

親は子供より先に死ぬものです。

それに、子供が摂食障害になった
原因は、家庭環境だけではない
はずです。

体型について子供が悩んでダイエット
を始めた。

学校で「太っている」と言われた。

テレビでスマートな女優を見て、自分も
あのように痩せたいと思ったなど。

摂食障害になるきっかけは、家の外にも
無数に転がっているのです。

決して、親として子育てを間違った、
自分たちの家庭環境に問題があった、
と追い込むような考え方をしては
いけません。