摂食障害の我が子に親としてしてあげられること

子供の摂食障害、食べることに関する
異常行動に対して、何も言わずに
ただひたすら治るのを待つ、

というのは正直とても辛いものです。

治る前に、身体の調子を崩して病気になって
しまったり、死んでしまったらどうしよう、
と当然の如く思うわけです。

辛い気持ちもよく分かりますが、この
子供の摂食障害は、自分が親として
果たして我が子を全面的に信頼している
かどうか試されている時でもあるのです。

いろいろな摂食障害の患者さんの
ご両親の態度を見てきて、まず言える
ことは、「子供に対する信頼」が
治るために一番大事だということです。

この先どれくらいかかるか分からないけど、
必ず我が子は摂食障害を克服してくれる。

そう心の底から思っていれば、目の前の
些細なことに慌てふためいたり、
取り乱すこともなくなります。

最悪、我が子が摂食障害のために命を
落とすことになったら、それはこの子
の運命なのだから、と覚悟を決めて
おくことも必要です。

決して我が子のことを突き放したり、
見捨ててしまっているわけでは
ありません。

今、親としてできることは、毎日の
食事を作ったり、好きなものを
買ってきてあげたり、それしか
できない。

それでも、精一杯のことをして
あげているのだという親の
気持ちは、摂食障害の子供に
必ず通じる日が来ます。

心の底から子供を信頼している親は、
些細なことで叱ったり、うるさく小言
を言ったりしません。