トイレでの過食嘔吐を見つけたら

とりあえず、食事はほとんど全部
食べてくれる。

食事についての注文もあれこれと

つけてこない。

しかし、どうも食事の後、トイレの中で
自分で指を喉につっこんで吐いている
らしい。

そんな時に、トイレから出てきた我が子に
「今吐いていたでしょう?」と問い詰めて
も無駄なことが多いものです。

「別に」などとごまかされてしまって、
本当のことを話してくれないことが
ほとんどです。

一度食べたものをわざと吐き出すことが
どんなに身体に良くないことか。

吐き出すことを続けると、胃の酸液で
歯が溶けてしまったり、体内の電解質
バランスを乱すことになってしまう。

何より、食べては吐くと繰り返すと
それが習慣化してしまい、一生続けな
ければならなくなってしまう。

どんなに正しい理屈を並べ立てても
吐いている本人にとっては、一向に
聞き入れてもらえないのが現状です。

病院で医師が患者さんにいくら説明
しても素直に嘔吐をやめることは
まずありません。

自己誘発性嘔吐を始めてしまったら、
それが良いという意固地な考えに
支配されてしまっているからです。

柔軟性を欠いてしまっているとも
いえるでしょう。

この際も、親として覚悟を決めて、我が子が
こっそり吐いていることに対して
あれこれ言わないことです。

ただ一言、「吐くのは身体に良くないと
思うよ」と言ってあげて、これまでどおり
食事は毎回用意してあげます。

逆に、トイレで吐かないように見張ったと
しても、別のところでこっそりビニル袋の
中に吐いたりするものです。

下剤乱用についても、同じことです。

いくら使用を止めても、ご本人がしっかり
自覚して自分からやめるようになるまで
親はひたすら待つしかないのです。