自尊心も他者からの評価で揺れ動く

「自尊心」とは、元来自分の考えや行動に
自信を持ち、他人からの干渉を排除する
態度のことを意味します。


しかしながら、現代のこの教育システムでは、
自分に対して自信を持つ前に、他人からの
評価を受けてしまう。

元々幼い頃から、「自分は偉い」と思っている
人などいません。

それが学校に通って、他の生徒の中で様々な
ことを比べられる。

その結果、他の生徒より優れていると感じたり、
先生から良い評価を受ければ、「自分は普通
より優れている」と自覚するように
なります。

子供の自尊心はこのようにして芽生えて
いきます。

公立学校では優秀な成績で自尊心を大いに
持っていた生徒も、一流校に入学した途端、
できる生徒ばかりで、これまでの優秀だと
いう評価をしてもらえなくなることがあります。

このような時、それまでの自尊心は
揺れ動き、見事に崩れ去ってしまうこと
すらあります。

危険なのはこの時です。

しかし、大抵の子供はこの機会に底力的な
打たれ強さも形成するように
なります。

逆に評価されっぱなしだと、この自尊心を
壊される機会がないため、他人からの
良い評価にしか耐えられない脆い人格
が形成されてしまいます。