素直に食べられない理由

私は、大体3歳の頃から記憶があります。

最も鮮明なのは、保育園の給食の時で、
毎回きちんと食べずに、先生に怒られて

ばかりいました。

家でどんな食事をしていたかは
あまり記憶がありません。

恐らく、母親が私の好きな物ばかり
作ってくれていたのでしょう。

しかし、保育園の給食では、いろいろな
メニューが出されます。

当然、自分の嫌いな食べ物も出されるわけで、
家で食べたことのないものは、ほとんど
手をつけずに拒否していたことを
覚えています。

一度、給食の中に自分の食べられると
思うものが全くなくて、デザートの
みかんから先に食べ始めてしまいました。

そしたら、先生に見つかってものすごい
剣幕で怒られました。

とにかく、食事の時に怒られたり、無理に
食べるように言われると、ますます食事に
対して嫌な感情を抱いてしまって、
素直に食べられなくなってしまうものです。

3歳の時は、ほかの同年齢の子供に比べて
私は特に好き嫌いが激しかったと
思います。

そんな私でも、小学校に入る頃には、
給食を毎回残さずに食べるように
なったのですから、本当に不思議です。

別にその後、家でしっかり食べるように
しつけられたわけでもなく、
自分できちんと全部食べなければと
思うようになったのです。

ですから、幼少時、多少好き嫌いがあるから
といって、怒ったり、無理に促したり
する必要はないでしょう。

「食べる」ということは、もともと
人間の本能ですから、自然と食べるように
なるまで子供の自主性に任せて
差し支えありません。