カレン・カーペンターが求めたもの


摂食障害でお亡くなりになった有名人では、
あの「カーペンターズ」の妹の方、
カレン・カーペンターが世界的にも

知られています。

カーペンターズの曲の中でも
「イエスタデイ・ワンスモア」はとても
有名なので、誰でも一度は耳にされた
ことがあるのではないでしょうか?

兄のリチャードは作曲とピアノを担当し、
妹のカレンはボーカルを担当していました。

その歌声は、実に天才的な素質を秘めて
います。

兄も妹も芸術面で並々ならぬ才能を持っていたと
同時に、とても完璧主義でした。

これは、彼らの母親譲りとも言われて
います。

もともとカレンがダイエットを始めたのは、
「芸能人にふさわしい完璧な体型が欲しい」
と考えたことがきっかけと言われています。

完璧主義な母親が強圧なプレッシャーを
かける家庭に育ったため、カレンもリチャードも
息抜きできない生活を送ってきたようです。

頑張り5割、楽5割を許さない。
常に頑張り10割でないと。

特に10代の頃から芸能活動していたカレンは、
いつもこのように思いながら生きてきた
ようです。

「完璧な体型」を頭に描いてしまったカレンは、
猛烈なダイエットを始めます。

当時、1970年代は、「摂食障害」という概念が
ほとんど浸透していなかった時代。

カレンの過酷なダイエットに起因する拒食も、
「ちょっとシビアなダイエットをしている」
ぐらいにしか認識されていませんでした。

もちろん、命の危険を指摘して過酷なダイエットを
止めてくれる人もいない。

そんな中で、カレンはますます、完璧を求めて、
拒食にのめり込んでいったのでした。