バレエとダイエットの間で苦しむ中学生

「将来はバレリーナになりたい!」

そんな夢を抱いて、毎日必死にバレエの
練習に励むある中学生が「拒食症」のため

入院してきました。

身長165cm、体重46kg、BMI16.9。

厳しいダイエットのため、月経は停止し、
低体温で手足は触るとひんやりするほど。

きっかけは、バレエの発表会で主役を
めぐって、仲間の友達と激しい競争
をしたことです。

もっと踊れるようになるには、誰よりも
痩せなくはいけない。

一日1000Kcalを切る食事。

1ヶ月の入院中、何とか1600Kcalの食事を
取るようになり、体重も50kgまで戻った
ものの、体力は極度に低下してしまい
ました。

退院後、再びバレエの教室に行っても、
前のようにしなやかに思う存分
踊ることができず、しばらく休止。

結局、元のように踊れるように
なったのは、1年半後でした。

踊れるようになると、再び、痩せなければ
という強迫観念にとらわれ、ふと前のように
低カロリー食に戻ってしまいそうになります。

「再び過酷なダイエットをしたら、今の時期
発達すべき筋肉が衰えてしまって、あなたは
一流のバレリーナになれない!」

主治医からもバレエの先生からも言われた
この言葉。

自分は、将来本当にバレリーナになりたいのか、
それとも、人より痩せた身体でいることを
望んでいるのか、時として分からなくなる、
と悩み続けています。