モデル業界もやっと改善の動きへ

先のモデルが死去したのとほぼ同じ時期、
あるモデルがファッション・ウィーク中、
舞台を歩いている際に気分不良を訴え

ました。

彼女はその後、控え室に戻る途中で
倒れ、そのまま亡くなってしまいました。

22歳の若さ。
身長175cm、体重44.5kg、BMI14.5。

死因は神経性無食欲症が原因の
心不全でした。

このモデルも痩せを維持するために
過酷なダイエットを続け、亡くなる
数ヶ月前からは、ダイエット・コークと
レタスしか口にしていませんでした。

これらのモデルの摂食障害に起因する
死亡が相次いだことから、モデル業界も
ようやく、極度な痩せ防止について
動き出しました。

つまり、BMI18.0以下のモデルのショーへの
出演禁止が、スペインにて始まりました。

BMI(世界保健機構)のガイドラインに
よれば、BMI16.0以下で既に飢餓状態に
あるということです。

しかし、痩せすぎたモデルの出演禁止は、
その後、イタリア、フランスで取り組みを
見せたものの、まだまだ全世界のモデル業界
に広がっているわけではありません。

「BMIを基準にしてモデルの出演を決める
ことはプライバシーに関わる」

「元来細身でも健康的なモデルはいる」

ファッション、デザイン業界には、どうも
このBMI、健康の観点からの説得が
浸透しにくい状態にあります。

美を競う世界にいかに健康という概念を
理解してもらえるか。

そして、このような過酷な美への競争に
若い健康な人たちが巻き込まれない
ことを願うばかりです。